第一回講義 「騙されるということ」

題材 「見せ物小屋」
講師:ケースケ

 「騙される」という言葉に良い思いを連想する人は少ないだろう。
今回はこの騙されるという言葉にスポットをあててみた。

題材になるのは埼玉県川越市の川越まつり、大きな山車や数多くの屋台が並ぶ中、
ひっそりとした場所にとても興味をそそられる小屋がある、
その名は「見せ物小屋」みるからに怪しい。私は大人¥600を支払い中に入った。
内容はバカバカしい(下の写真)。

きっと思春期を迎えた少年少女や物事をネガティブに考える人は、
見たあとに「騙された」「見ない方がいいよ」と見ていない人に伝えていくことだろう。
だがその言葉がまた興味をそそり、見ていない人達に「見たい」という欲求を与えているのをその人達はしらない。
そして、その時その人達の心のどこかに「見た物と見ない物」の差をつけている自分がいるのかもしれない。
海外旅行にツアーなどで行って帰ってくるなり、「たいしておもしろくなかったから、
あそこは行かない方がいいよ」という人ににている。
まるで子供に危ないことをさせない親のように・・・

ここが今回のポイントである

わかっていて騙されることの気分というのは騙している相手に対して
「かわいさや愛おしさ」さえ感じてしまうことがある。
ちょうど子供がネタ見え見えの簡単な手品で、大人の人にすごいでしょ〜と言って鼻にかける姿を見ている気分によく似ている。

何も知らないで入った人は「騙された」と思うだろう。
しかし、わかっていて「騙される」人との心の差は白と黒の違いくらい実に大きな物だと私は思う。

「騙された」ではなく「騙される」心の余裕があなたの人生をもっとハッピーにさせてくれることでしょう。

「見せ物小屋」から学べ!!


たくさんの大きな山車が、
華やかに夜の祭りを演出

あわただしい祭りの中に
ひっそりと怪しい小屋がある



おそるおそる中を覗くと、そこには見せ物小屋の歴史や各種マスコミに取り上げられた新聞の切り抜きや雑誌、そして小人のようなおじいさんが椅子に座ってじっとしている。
その横で呼び込みのおばちゃんが見なきゃ損だよといわんばかりに話芸を放っている。
撮影禁止の張り紙があるが商業目的でなければ撮影はOKと言われた。ビデオはNG。
料金は大人¥600、子供¥300、高いか安いか、とりあえず中に入る。

 

始めに頭が2つあるという牛のミイラが出現!ミイラと周りの雰囲気がミスマッチでミイラが今にも踊り出しそうだ。
次になにやらマジックショーらしきものが始まった。
確かに肩書きは見せ物小屋ということなのでマジックショーが始まっても何も問題はない。
なにも入っていない青い箱の中からまずヒモが出てきた。
そして人も出てきてマジック終了。
出てきたのはオオカミ少女。
普通の小さな蛇を披露。
おばさん達のはっぴとはちまきの姿が蛇のたたき売りのようにも見えてとてもハッピーな気持ちだ。
アルビノという色素のない突然変異の蛇の話をしているのに、 奥にいる3人がおしゃべりをしていて手前のおばさんに「給料なしだよ!」と怒られた。
お約束の場面なのだろう。

中くらいの大きさの蛇が出て観客に触らせていた。
次にニシキヘビの大蛇がでてきた。
これはかなり大きい。
そして、おばさんが蛇に顔をかまれた話を聞かされる。


オオカミ少女といわれるおばあちゃんが蛇を生で食べる。
観客から飲み込め!といわれるが、無視。
オオカミ少女のわりには上の写真のように協力的だ。
オオカミ少女はポタポタと落ちる蝋燭の蝋を自分の口の中に垂らしている。
そして


最後にイヌの芸、とても微妙な芸で終了。
上から一連の繰り返しなので、最初にもどったらお金を払って勝手に出る。
牛のミイラから入ったので最後の最後がイヌ芸になってしまった。
3年前に入りそびれ、去年は雨の中見に行ったが、そこに小屋はなかった。



今年やっと念願叶って「騙されました」

満足!!

第一回講義 「騙されるということ」終了
2001.10.20

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