第二回講義 「いぶすということ」

題材 「薫製作り」
講師:ワタタニ ケースケ

「人生は時間つぶしである」
と誰かが言った言葉が私の耳に残っている
それはいかに楽しく時間をつぶすかということでもある
私の中では時間をつぶすの「つぶす」に「いぶす」という言葉とイメージが
とてもよく重なる。
燻す(いぶす)とは炎をださずに煙を出すことである。
今回はこの燻すという言葉にスポットをあててみ
た。

題材になるのは「薫製作り」


薫製とは食材を塩漬けにし、いぶして乾燥させた保存食品です。
薫製は3つの種類、冷薫、温薫、熱薫と温度や時間により分類されます。
低温で長時間いぶすほど保存性が高くなります。

現在では冷蔵庫が普及して
保存性ということにはあまり重点はおかれていない薫製だが
薫製を「作る」ということは食べるまでにいろいろな行程を楽しめ「燻す」というゆっくりと贅沢な時間を味わうことができるものである
世の中には結果だけを見ていては見失ってしまうものがあります。

ゆっくりとした時の流れの中に付随して見えるすばらしい光景があることを薫製作りは教えてくれるでしょう!

薫製作りに学べ!


神奈川県箱根芦ノ湖釣り解禁日前日
ホテルで食事、温泉そして釣りの対策を練る

解禁日

レインボートラウトを釣りあげる
家に帰り早速
さばく
さばく
ニンニク、ハーブなどで料理

おいしく頂く

そして
さらに薫製にするため塩付け(ソミュール液に漬け込む)鶏肉などといっしょに風通しのよい場所で干す

自家製薫製機を作るための設計図
W200×D200 ×H400

段ボールを仕様してスモーカーの完成
上蓋(薫製入出用蓋)
下蓋(スモーク材確認用、温度調整蓋)
薫製材の確認用ロック
そのまま市販の網を設置できるように上部に切り込みとフックを取り付ける
上には乾燥させた魚、鶏肉、ゆで卵
下にはスモークウッドの受け皿を設置
網は2層構造のものを仕様
今回はスモークウッドの桜を仕様した。
端に火を付けると線香の様に1本で4時間程度煙を出し続けてくれます。
いろいろなウッドがありますが、桜は香りが強く、肉の持つ臭みを和らげマイルドに 仕上げてくれるそうです。
セット
まずは手軽な材料とし市販のソーセージやチーズを試作
のんびりと待つこと4時間
ビールを呑みながら楽しみに待つ
煙の中から薫製が出現
いい色に完成!

チーズはスモーク部分を多くしようと思い、薄すぎてとろけてしまいました。
固まりのままでよかったようです。

他ソーセージ、魚、鶏肉はいいお味でした。
後日ゆでたまご、かまぼこ、チーズは大きめでおいしくできました。


第二回講義 「いぶすということ」終了

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